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入院三十日目 K医師 MSW 父と会う [心原性脳塞栓急性期、大動脈解離]

今日は、K医師とNソーシャルワーカー(以下MSW)と父と面談の日。

K医師の説明に父も同席した。父の大動脈は、普通傷が3週間で閉じる所がまだ閉じていないらしく、まだリハビリを積極的にできなくて、脇を抱えてもらって歩く練習くらいに留まっているらしい。あと、お昼だけリハビリの先生がついて食事をしているらしい。毎回口から食べている訳ではなかった。


あとMSWの方からは、次の転院先を選ぶために、回復期のリハビリテーション病院のリストを見せられた。その中から、地域リハビリテーション支援センターに指定されている病院と、我が家から10分で行ける病院を選んだ。見学に行って選びたいところだが、コロナが蔓延している今、口コミと近所という事しか選ぶ選択肢がない。あと、収入とか介護人数とか聞かれた。私が主介護者なので、私の力で父を介護出来るレベルまでには、父が回復できる様(地力でベッドから車いすやトイレに移動できるとか)を希望しておいた。父は痩せていても身長があるので、私一人の力で動かすのは限界があるのだ。

回復期リハビリテーション病院を退院してから、まだ病院でリハビリ出来るか(その場合どの病院でやるのか)尋ねてみた。今の「症状」がリハビリで訓練して残ったのが「障害」といって、障害として残ってしまう目安が半年と言われていて、それ以降もまだリハビリで回復が見込める場合は少ないという話だった。その場合は愛和病院でリハビリが出来るという。だから、回復期リハビリテーションを近所にする必要はあまりない。でも、手紙を持って行くために、近場を選んだ。

K医師の説明の前だが、父はというと何か言いたそうで、私が持っていたノートを取って、字を書き始めた。

「入院直前、座っていても不安定になり、頭をぼこぼこ打っていたが、脳梗塞の前兆か。頭をぼこぼこ打たなければ脳内は大丈夫だったのかな?」

漢字の書き間違いは、直前の直が最後の一画がないだけで、後は全部ちゃんと書いてある。脳梗塞が、心源性脳梗塞で不整脈のせいで心臓から血栓が脳に飛んだ事を知らなかった(理解していなかった)のだ。医師が看護師に後で説明しておくように言っていた。目つきが前に2回会った時よりも、しっかりしていて意思を感じた。私の知っているお父さんが、いなくなってしまった訳ではないと確信した。嬉しい!


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