入院四十二日目 [心原性脳塞栓急性期、大動脈解離]
今日は、予約した床屋に行く前の父に会えた。
ノートでコミュニケーションを取るのが当たり前になった。
父「〇〇さんが入院しているようです。」
そんなはずはないので、私「そっくりさんじゃない?」
父「特徴がハッキリしているの人なので、見違えることはないです。」
ずいぶん、意識がはっきりしてきたようだ。
ただ、私は高次脳機能障害の本を沢山読み過ぎたせいで、見違えることはないです。の「。」が「!」に見えてしまった。父のプライドを傷つけてしまったと思ったのだ。穿ち過ぎだろうか。私は生真面目なので、こういう事を真剣にとらえてしまう。適当に流す事が苦手だ。こういう勘違いにそうなんですね~と適当に流す余裕がある人になりたい。